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イベント

2013年4月30日

七十の手習い

スイミングクラス終了後、ジャグジーでの会員さんとの会話で、
とても感銘を受けた考え方があったので紹介させて頂きます。

 

最近、スイミングクラスに入られた72歳の女性Oさん。

まったく運動を習ったことが無いとのこと。
申告通り、初回のイメージは身体の使い方身のこなしがぎこちなく、
なかなか時間がかかりそうな雰囲気でした。

でも、大丈夫!
北海道出身の私にとっては、水に顔を付けられない方でも25メートル泳げるようにできる自信があります。
なぜって、私が高校までカナヅチだったから。

 

Oさんは、股関節の疾患があり運動療法に通われています。
実は、ここの施設のスイミングクラスは、色んな疾患を持った方がいらっしゃいます。
股関節の手術をされた方、膝や腰の悪い方、内臓疾患のある方、誰でも大丈夫!参加可能なクラスなんです。
私の上司いわく、
『技能を重視するのではなく、機能を重視した教え方を大切にする教室』なのです。

 

そんな教室に参加して下さる会員さんは、素晴らしい考え方の持ち主の方が多く、
いつも色々お話し、人生の勉強をさせて頂いています。

 

 

Oさんは、運動すること自体がほとんど経験がなかったので、
クロールのキックをする。
手を回す。
息継ぎをする。
体がバラバラになってしまうような感じだそうです。

初めて手を回した日には、首が痛くなったそうで、
次の時には、背中が痛くなったそうです。

 

 

私は、「大丈夫ですか?
無理しないで下さいね。最初は小さめの動きからしていきましょうね。」
位しか声をかけることができませんが、ケガをさせずに泳げるようになるよう心がけます。

 ただ、泳げるようになるには時間がかかるので、心が折れてしまわないように、
終了後ジャグジーの中でお話しをしていました。

他の方が歩んできた道のりを話して、みんな同じように泳げなかったのが泳げるようになった話もしていると。

 

Oさん。
「とても楽しい」と話してくださいました。

そして、
「首や背中が痛くなったけど、2、3日すると治ったの。
私にも治る力があるんだ、と思うと嬉しくて。
まだまだ、やれるんだと思うと楽しくて、元気になるのよ。
運動なんてしたことなかったから、
70の手習いと思って楽しんでます。」

 

ハッとしました。

 

すごい言葉です。
すべてを受け入れた考え方。

 

普通は、痛くて出来ないと、辞めてしまうことを考えます。
そうではなく、自分の体を受け入れ、状況を受け入れている。

 

ケガをしたり、病気をされた方は、
今までの自分と、これからの自分にギャップを感じ、皆さん悩まれる時期があります。
加齢も同じです。

歳をとると、色んなことがやれなくなってきます。
失望し、もう何もできないのではないかと落ち込む方もたくさんいらっしゃいます。

 

でも、そんな中でOさんは新しいことにチャレンジし、楽しんでいるのです。

 

素晴らしい考え方ですね。

 

私が、70歳になったときは、どんな気持ちで日々を過ごしているのでしょう・・・

素敵な、前向きなおばあちゃんでいたいなぁ。

 

他にも、しょげてしまいそうな気持ちを受け入れ、
前向きに生きている方がたくさんいらっしゃいます。

素晴らしい方たちとの出会いに、感謝です。

 

遅咲きの私は、今からやりたいことがたくさんあります。
もう遅い、と思ったこともありましたが、
会員さんと話していると、まだまだ若いんだから、と言われます。
その通りですね。
まだまだできる!
今年は、新しことがたくさん舞い込んできています。
楽しみながら、チャレンジしていきます!!

管理人 健康運動指導士 sunnykid